フォークリフトに関するQ&A

フォークリフトバッテリーの寿命は経年ではなく、充放電を繰り返す「サイクル数」によって決まります。また、1サイクルの使用量によっても、寿命は大きく異なります。残容量0％まで使用して充電する場合：700サイクル。残容量25％まで使用して充電する場合：1200サイクル。残容量50％まで使用して充電する場合：1800サイクル。

カウンター車両の場合は、椅子を上げて充電することを推奨いたします。充電中はバッテリー温度が急激に上昇し、高温度によって劣化が進行します。椅子を上げることでバッテリーが換気され、高温度による劣化進行を低減できます。

バッテリーの劣化原因の90％以上はサルフェーション劣化によるものです。エルマシステムはサルフェーション劣化の改善および防止が可能です。

すぐに補充電を行うことを推奨いたします。パワーダウン発生後も使用を継続すると劣化が急激に進行します。パワーダウンが発生するようなバッテリーでも劣化改善・寿命延命が可能なケースがございますので、是非お気軽にお問い合わせください。

昼休みや休憩時間に補充電を行うことを推奨いたします。バッテリー残容量25％以下を使用すると、寿命が大幅に短縮されます。

車体の大きさやクラスによって異なりますが、ひとつの目安として約8時間程度で充電が完了します。

充電の開始時間もしくは終了時間を予約することができる機能です。□利用シーン　開始時間予約：多数車両の充電時に開始時間をずらすことで、電力ピークが分散しブレーカー落ちを防止できます。 終了時間予約：始業時に充電が完了するよう設定することで、バッテリーの自己放電や液温低下による容量低下を防止できます。例えば、長期連休時に本機能を活用することで、連休明けの始業時でも満充電でスタートすることができます。

充電量や充電回数に応じて、最適なタイミングで自動選択してくれる充電機能が「自動充電」です。本機能が搭載されている車両であれば、基本的には「自動充電」のみで運用することを推奨いたします。

充電量や充電回数に応じて、最適なタイミングで自動選択してくれる充電機能が「最適充電」です。本機能が搭載されている車両であれば、基本的には「最適充電」のみで運用することを推奨いたします。

「均等充電」とは、バッテリー内の各セルの電気量を均一化するための充電方法です。但し、必要以上の「均等充電」は過充電の原因となり、バッテリー寿命を縮めます。そのため、基本的には「普通充電」のみで運用することを推奨しています。ただし、過放電（残容量が25％以下まで使用）させてしまった場合には、セル間のバランスを整えるために均等充電を行うことをお勧めします。