フォークリフトのバッテリー液、減りが早い原因とは?

はじめに

フォークリフトのバッテリー液について、「最近、明らかに減りが早い」と感じたことはありませんか。

  • 補水は行っている
  • 運用方法も大きく変えていない
  • それでも以前より補水間隔が短くなっている

特に、「充電後に液量が大きく減っている」「夏場に入ってから減り方が急になった」と感じる現場は少なくありません。

フォークリフトのバッテリー液が早く減る背景には、いくつか共通した原因があります。
この記事では、液減りの原因とバッテリー内部で起きる変化を解説します。

バッテリー液が減る基本的な仕組み

バッテリー液の減少は自然蒸発だけでなく、充電時の化学反応が大きく影響します。
充電中、バッテリー内部では次の現象が起きています:

  1. 電気分解により水が水素と酸素に変化
  2. 発生したガスが内部にとどまらず外部へ放出

その結果、電解液中の水分量が時間とともに減少し、液が減るのです。
液減りの程度は、バッテリーの状態(劣化の進行度)によって変わります。

劣化が進むとバッテリー液の減りが早くなる

バッテリー劣化が進むと、次の連鎖的な変化が起きます。

バッテリー劣化 → 内部抵抗増加 → 充電中の温度上昇 → ガス発生量増加 → 液減り加速

それぞれの段階での現象をご説明します。

Step1:バッテリー劣化による内部抵抗の増加
バッテリーが劣化すると、内部抵抗が増加します。
内部抵抗が大きいと、充電時の電気エネルギーが効率よく化学反応に使われず、一部が熱として失われます。つまり、劣化したバッテリーほど充電中に熱を持ちやすい状態になります。
Step2:充電中の温度上昇
内部抵抗の増加により、充電中のバッテリー温度が上昇します。
外見上や稼働上は問題がなくても、内部温度は以前より高くなるケースがあります。
この温度上昇が次の段階に影響します。
Step3:ガス発生量の増加と液減りの加速
生量の増加は、電解液中の水分が失われやすくなることを意味します。
その結果、現場では次の変化が起きます。
・補水間隔が以前より短くなる
・「まだ使用可能なのに液だけ減る」という状態が発生

バッテリー液の減りが早くなった場合、内部劣化が進行しているサインである可能性が高いです。

夏場にバッテリー液の減りが早くなる

夏場にバッテリー液の減りが早くなる大きな理由は、外気温の上昇によってバッテリーが冷えにくくなることです。
夏場は周囲の気温そのものが高いため、充電中に発生した熱を外へ逃がしにくくなります。
本来であれば自然に放熱される熱も、外気温が高い環境では放熱効率が大きく低下します。

その結果、充電時のバッテリー温度が通常より高い状態で推移しやすくなり、ガス発生量が増え、バッテリー液の減りが早くなる傾向が現れます。

解決策|バッテリー劣化へのアプローチ

IchouSystemという選択

バッテリー液の減りが早い状態は、バッテリー劣化のサインであるならば、対策もまた、内部に向けたものである必要があります。
ここで選択肢となるのが、バッテリー寿命延命装置 IchouSystem です。

IchouSystemの特徴と効果

IchouSystemは、鉛蓄電池内部に発生する内部抵抗を増加させる劣化要因「サルフェーション」の影響を抑え、反応効率を改善することで、バッテリー性能の回復をサポートします。
その結果として、次のような変化が期待できます。

IchouSystemは、性能低下や劣化の進行に対して、内部から立て直すための装置です。

まとめ| 液減りはバッテリー劣化のサイン

フォークリフトのバッテリー液が早く減る場合、劣化が進行しています。

  • 劣化により内部抵抗が増加する
  • 充電中の発熱やガス発生量が増える
  • その結果、液減りが加速する

補水間隔が短くなったと感じた場合は、バッテリー内部劣化のサインと捉え、早めの対策が重要です。

IchouSystemの効果を最大化するために、まずFOSA診断から

当社では、バッテリー寿命延命装置「IchouSystem」の販売に加え、導入効果を正しく引き出すための事前診断としてFOSA(Forklift Operation Status Assessment)診断を実施しています。

IchouSystemは性能を回復させるための有効な対策ではありますが、どのような運用環境でも同じ効果が出る装置ではありません。
充電方法や補水ルール、稼働負荷などが適正でない場合、性能回復や寿命延命の効果が十分に発揮されないケースがあります。

そこで当社では、導入前にFOSA診断を行い、フォークリフトの使われ方や充電・補水運用を整理したうえで、IchouSystemの効果を最大化できる運用状態を明確にします。
補水頻度の変化というサインに気づいた今こそ、「装置を入れるかどうか」ではなく、「今の運用環境で、正しく効果が出る状態か」を確認することが重要です。
まずはFOSA診断から、貴社のフォークリフト運用を整理してみてください。

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