皆さんこんにちは!
最近、多くのお客様から「鉛蓄電池からリチウムイオン電池に切り替えようか迷っているけれど、どちらを選べばいいですか?」とご相談をいただくことが多くございます。
今回は、鉛蓄電池とリチウムイオン電池の比較をしながら、貴社にとってどちらの電池タイプが適しているのかを詳しく説明します。
まず鉛蓄電池はフォークリフトバッテリーとして最も一般的に使用されています。主な理由は、コストの安さ、安全性の高さ、そして長年にわたる技術の成熟と信頼性にあります。
一方で、近年リチウムイオンバッテリーが認知を高めており、鉛蓄電池からリチウムイオン電池への移行を進める企業も増えています。鉛蓄電池と比較して、軽量・メンテンスの低減・寿命の延長などの利点があります。
以下は、鉛蓄電池とリチウムイオン電池の詳しい比較表です。
鉛蓄電池とリチウムイオン電池の比較表
比較表を基に、使用条件や運用スタイルに合わせて最適なバッテリータイプを選ぶことが重要です。
出典:TOYOTA L&F 『Ecore リチウムイオンバッテリー搭載モデル』
電池選定のポイント
鉛蓄電池向きのフォークリフトの特徴
・連続稼働時間が短い
・夜間の稼働がないなどのフル充電時間が確保できる
・補水トラブルが発生していない。
リチウムイオン電池向きのフォークリフトの特徴
・連続稼働時間が長い
・フル充電時間が確保できない
・補水トラブルが頻発している
まとめ
フォークリフトで使用する電池の選択は、以下の要素に左右されます。
・使用環境
・導入コスト
・メンテンスの手間
・エネルギー効率
鉛蓄電池はコストを抑えながら安定した運用が可能な点が魅力です。一方、リチウムイオン電池は効率やメンテナンスの簡略化を求める現場での採用が増えています。それぞれの特性を理解した上で、自社の運用スタイルやニーズに最適な選択をすることが重要です。
どちらの電池が適しているか迷った際には、まず現在の運用条件や今後の方針を考慮してみてはいかがでしょうか?選定の基準は、必ずしも「どちらが優れているか」ではなく、「どちらが自社に合っているか」によります。
ご相談ください
エルマシステムは、フォークリフト、非常用電源、バイクや自動車などのバッテリー寿命延命装置の製造・販売を手掛けています。
2001年、沖縄県の電力会社様との共同研究で蓄電池再生技術を開発。この技術は高い効果が評価され、全国の電力会社様で採用されるに至りました。
私たちの製品には特許取得済みの独自技術を採用しており、その信頼性と独自性が国内で高く評価されています。特に物流業界や製造業界ではフォークリフトへの導入が進んでおり、バッテリー寿命の延長を通じて企業のコスト削減や運用効率の向上に大きく貢献しています。また、バッテリー交換の頻度を減らすことで廃棄物削減にも寄与し、持続可能な社会の実現にもつながっています。
バッテリー寿命延長や効率的な運用にご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆様からのご質問やご相談をお待ちしております。
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