なぜ、あなたの会社のフォークリフトバッテリーは“使い捨てられている”のか?──業界の常識を疑う、新しい視点を。

はじめにー「交換するのが当たり前」になっていませんか?

フォークリフトやUPS(無停電電源装置)など、産業用バッテリーを使う現場では、「寿命がきたら交換」という流れが完全に定着しています。
でも──
なぜ、数年で数百万円の交換が当たり前になっているのか?
そしてその“当たり前”が本当に正しいのか?
少し立ち止まって考えてみましょう。

バッテリーが「数年で交換」が常識になった理由

バッテリーが定期交換されてきた背景には、以下のような事情があります。

  • 鉛バッテリーは時間とともに性能が落ちる
  • 「古くなったら交換」が最も安全とされてきた
  • メーカー保証も数年単位に設定されている

結果として、
「交換した方が安心」=「それが正解」という考え方が業界全体に定着しました。

大量生産・大量消費が進んだ時代背景もあり、「長く使うより新しくする」ことが“美徳”とされてきたのです。

誰もが納得してきたバッテリーの「使い捨て文化」

メーカーもユーザーも“ラク”だった構造。この仕組みは、実は全員にとって都合のよいものでした。

  • メーカー・販売店:定期的な交換需要で安定した売上
  • ユーザー:「寿命=交換」というシンプルな判断で管理がラク

こうして「使い捨てる方が合理的」という文化が、思考停止のまま続いてきたのです。

見過ごされてきた“使い捨て”の本当のコスト

実際の現場では、次のようなコストが積み上がっています。

  • バッテリー本体費用:約120万円/台(カウンター1.5tタイプ)※自社調査
  • 作業費・発注・運搬などの付帯コスト
  • 劣化期の効率低下・補充電の増加

10台保有なら、バッテリー交換で1,200万円超の支出となる可能性も。
しかも廃棄時には、鉛や希硫酸の環境負荷対応コストもかかります。
つまり──
「交換して安心」ではなく、「交換するたびに損をしている」という現実が見えてきます。

バッテリーは「消耗品」から「資産」へ

バッテリーは「消耗品」ではなく、「長く活用できる資産」に変えられる時代が来ています。
少しの運用改善や、当社の再生技術のようなテクノロジーを導入することで、これまで“当たり前”だと思われてきたバッテリー交換サイクルを大きく変えることができます。

当社のバッテリー寿命延命装置は、バッテリー内部に溜まったサルフェーション(バッテリーの劣化要因となる物質)を除去することで、性能を回復・維持させる仕組みです。
これにより、以下のような効果が得られます。

バッテリー交換費用の大幅削減

寿命そのものが延びるため、交換頻度が減少します。5年で交換していたバッテリーを、7年・10年と使用できるケースも。台数が多いほど、経費削減効果は絶大です。

補水の手間削減

→ サルフェーションが除去されると電気効率が改善します。無駄な充電が減り、発熱や電解液の蒸発が抑えられます。その結果、補水回数が大幅に減少します。

現場稼働の安定化

→ バッテリー内部抵抗が低下し、電圧降下やパワー不足が起きにくくなります。これにより、フォークリフトの動作が安定し、「午後になると力が出ない」「途中で充電が必要」といったトラブルが減少します。

CO₂排出・鉛廃棄物の削減

→ バッテリーを長く使うことで、新規製造・廃棄サイクルを減らせます。製造時に発生するCO₂排出量、廃棄時の鉛・希硫酸処理量を大幅に抑制。環境配慮型の運用が実現します。

まとめー当たり前を疑うことから始めましょう

  • 本当に交換が必要なバッテリーか?
  • 延命できる可能性はないのか?
  • “安心”という名の固定費を抱えていないか?

ご相談ください

IchouSystemは、フォークリフト、非常用電源、バイクや自動車などのバッテリー寿命延命装置の製造・販売を手掛けています。

2001年、沖縄県の電力会社様との共同研究で蓄電池再生技術を開発。この技術は高い効果が評価され、全国の電力会社様で採用されるに至りました。
私たちの製品には特許取得済みの独自技術を採用しており、その信頼性と独自性が国内で高く評価されています。特に物流業界や製造業界ではフォークリフトへの導入が進んでおり、バッテリー寿命の延長を通じて企業のコスト削減や運用効率の向上に大きく貢献しています。また、バッテリー交換の頻度を減らすことで廃棄物削減にも寄与し、持続可能な社会の実現にもつながっています。

フォークリフトバッテリーの寿命延長や効率的な運用にご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆様からのご質問やご相談をお待ちしております。