バッテリーの寿命は“運用習慣”で決まる──FOSA診断サービスで現場を整える

はじめに
フォークリフトのバッテリー寿命は、「どんなバッテリーを使うか」以上に、日々の運用習慣によって大きく左右されます。
- 補水のタイミングが少しずれる。
- 充電の開始が人によって違う。
- 忙しさの中で、つい後回しになる点検──。
どれも日常にありそうな小さな誤差ですが、これらが積み重なることで、気づかないうちに寿命を縮め、交換サイクルを早めてしまうことがあります。それでも現場の方々は、毎日最大限の稼働を支えてくださっています。誤運用が起きてしまう背景には、責任を問えるような単純な理由があるわけではありません。
本記事では、
- なぜ寿命を縮める運用が起きてしまうのか
- 自分の現場の運用を知る方法
- どうすれば運用を改善することができるのか
これらを丁寧に紐解きながら、改善の第一歩につながる視点をお伝えします。
バッテリー運用が乱れる本当の理由
バッテリー運用は、個々の判断や経験に左右されやすい領域です。多くの現場では、補水・充電・点検といった基本作業においても、明確な基準や統一された方法が整備されていません。
たとえば、
- 作業手順が“人それぞれ”になってしまう
- 新人教育が先輩のやり方に依存する
- なぜその運用が必要なのかが共有されない
このように運用が標準化されていないと、正しい運用を全員が継続することは困難です。結果として、小さなズレが積み重なり、バッテリー寿命を縮める要因になります。
根本的には、正しい運用を学ぶ機会が少ないこと・共通の仕組みがないことの2点が誤運用の原因です。
私たちがFOSA診断サービスを展開する理由
「仕組みがない」「正しい運用を教わる機会がない」 この2つの課題は、現場の努力だけでは解決できません。
- 現場は日々の稼働で手一杯で、教育や運用基準の整備に十分な時間を割けない
- 管理者は、実際に何が起きているかを把握する情報が不足している
この状態では、どれだけ努力しても「正しい運用」が根付くのは難しい。私たちはその現実を何度も目にしてきました。
そこで私たちは、まず現状を正しく把握するための土台をつくる必要があると考えました。
FOSA診断サービスは、誤運用を責めるためのものではなく、運用を言語化し、現場と管理者が同じ状態を認識できる仕組みとして生まれました。さらに、ヒアリングを通じて自社の運用を振り返ることで、「自分たちの課題は何か」を気づき、内省するきっかけも提供します。
FOSA診断サービスで運用環境を”見える化”
FOSA診断サービスは、バッテリー運用の現状を“見える化”するための仕組みです。
日々の運用で生まれる小さなズレや、属人的な管理、気づかれにくい課題を、質問や簡単な評価を通して整理します。
このサービスを通じて、例えば次のようなことが見えてきます:
- 補水や充電の習慣が現場でどう実施されているか
- 運用ルールの共有状況や、管理者と現場の認識ギャップ
- 潜在的な劣化リスクや、改善すべきポイント
FOSAは「正しい運用を教える」ツールではなく、現状把握と課題認識のきっかけをつくるサービスです。
FOSA診断サービス後で変わる現場環境
FOSA診断サービスにより、現場では次のような変化が期待できます。
現場と管理者の認識差がなくなる
「どこで運用が乱れているか」「何が原因か」が可視化されることで、管理者とオペレーターの認識が一致し、意思決定や指示がスムーズになる
誤運用によるバッテリー寿命の短縮やコストロスを抑えられる
潜在的な課題を認識することで、無駄な交換やトラブルを未然に防ぎ、結果としてコスト削減につながる
運用改善の優先順位を立てやすくなる
問題が可視化されることで、何から手をつけるべきかが明確になり、改善活動の効果が出やすくなる
現場が自律的に改善できる環境が整う
内省のきっかけや共通認識が生まれることで、現場が主体的にルールを守り改善する文化が醸成される
担当交代・引き継ぎがスムーズになる
運用状況や課題がレポートとして整理されているため、新しい担当者でも現状を把握しやすく、引き継ぎが簡単になる
まとめ ー 現状把握から改善の第一歩へ
まずは、現場の運用状況を正しく把握することが改善の第一歩です。
FOSA診断サービスを活用すれば、現場と管理者が同じ情報をもとに改善計画を立てやすくなります。
サービスの詳細や活用ポイントについては、下記より資料をダウンロードしてご覧ください。
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ご相談ください
当社は、バッテリー寿命延命装置「IchouSystem」の販売に加え、フォークリフトのバッテリー運用を可視化・見直すことで、寿命を延ばす支援サービスを手掛けています。
バッテリーの劣化は、必ずしも「製品の性能」だけで決まるものではありません。
充電方法、充電タイミング、過放電の有無、日々の使われ方――こうした運用の積み重ねが、寿命を大きく左右しているケースが多く見られます。
そこで当社では、フォークリフトの使われ方や充電運用を多角的に整理・評価するFOSA(Forklift Operation Status Assessment)診断サービスを提供しています。
FOSAでは、現場ヒアリングをもとに「どこに負荷がかかっているのか」「何を優先的に見直すべきか」を明確にし、延命につながる具体的な改善ポイントを可視化します。
「バッテリーの寿命が早い原因を知りたい」
「今の運用が本当に適正なのか判断できない」
「延命装置を導入する前に、まず現状を整理したい」
このようなお悩みをお持ちでしたら、まずはFOSA診断からお気軽にご相談ください。現場の実態に即した形で、最適な改善の進め方をご提案いたします。

